34PM16第34回 柔道整復師国家試験 過去問

病理学・一般臨床医学心理・精神知能検査・防衛機制

心理的防衛機制で否認はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、心理的防衛機制のうち、否認の意味が問われています。

防衛機制は、不安や葛藤から自我を守るために、無意識に働く心のしくみです。

解説

否認とは、受け入れがたい現実や事実を、無意識的に認めないようにする防衛機制です。

たとえば、重大な病気を告げられても「自分に限ってそんなはずはない」と現実を受け入れられない状態がイメージしやすいです。

防衛機制では、似た用語が多く出ます。否認、抑圧、反動形成、退行を区別することが大切です。

ひっかけポイント
否認は「現実を認めない」、抑圧は「衝動や記憶を無意識に押さえ込む」です。どちらも無意識ですが、対象が異なります。

選択肢の確認

1.衝動や葛藤を無意識的に押さえ込む。
誤り。
これは抑圧の説明です。つらい記憶、衝動、葛藤などを意識に上らないように無意識へ押し込める防衛機制です。否認とは異なります。

2.現実的状況を無意識的に認めまいとする。
正しい。
これは否認の説明です。受け入れがたい現実を、無意識的に認めないようにして自我を守ります。

3.ある対象に向けられた感情とは正反対の感情や振舞いを無意識に行う。
誤り。
これは反動形成の説明です。本当の感情や欲求と反対の態度をとることで、自分の内面の葛藤を隠そうとします。

4.ストレスに遭遇したりその状況が長く続くと、それ以前の発達段階に戻って自我を守る。
誤り。
これは退行の説明です。強いストレスにより、幼児的な行動や以前の発達段階の反応に戻ることをいいます。

覚えるポイント

  • 否認は、受け入れがたい現実を認めない防衛機制。
  • 抑圧は、衝動や葛藤を無意識に押さえ込む。
  • 反動形成は、本心と反対の感情や行動を示す。
  • 退行は、以前の発達段階の行動に戻る。

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