34PM57|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学整形外科疾患人工関節・骨髄炎
人工関節形成術で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、人工関節形成術の適応と禁忌、人工材料に関する基本事項が問われています。
人工関節は、変形性関節症や関節リウマチなどで関節破壊が進み、疼痛や機能障害が強い場合に行われます。
解説
人工関節形成術は、傷んだ関節面を人工材料に置き換え、疼痛軽減と機能改善を目的とする手術です。股関節、膝関節、肩関節、肘関節、手指関節などで行われることがあります。
人工材料には、金属、ポリエチレン、セラミックなどが用いられます。
ただし、急性期の感染性関節疾患では、人工関節を入れると感染が広がったり、人工関節感染を起こしたりする危険があります。そのため、急性期の感染がある関節には原則として行いません。
ひっかけポイント
人工関節は高齢者にも行われます。禁忌として重要なのは、感染が活動性に存在する状態です。
選択肢の確認
1.人工材料にセラミックは使用しない。
誤り。
人工関節の材料には、金属、ポリエチレン、セラミックなどが使用されます。セラミックを使用しないという記述は不適切です。
2.急性期の感染性関節疾患には行わない。
正しい。
急性期の感染性関節疾患では、人工関節感染の危険が高いため、人工関節形成術は行いません。感染制御が優先されます。
3.手指関節は適応でない。
誤り。
手指関節でも、関節リウマチなどによる関節破壊に対して人工関節形成術が検討されることがあります。手指関節が適応でないとはいえません。
4.高齢者では行わない。
誤り。
人工関節形成術は高齢者にも行われます。変形性股関節症や変形性膝関節症で、疼痛や歩行障害が強い高齢者に適応となることがあります。
覚えるポイント
- 人工関節の材料には金属、ポリエチレン、セラミックなどがある。
- 急性期の感染性関節疾患には人工関節形成術を行わない。
- 高齢者にも人工関節形成術は行われる。
- 手指関節も適応となることがある。