115F9|第115回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生疫学・保健統計
我が国の世帯構成について正しいのはどれか。
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正解: a
正解
a 世帯数は増加傾向にある。
解説
我が国では、人口が横ばいから減少傾向にあっても、世帯の小規模化が進んでいるため、総世帯数は増加傾向を示してきました。特に、単独世帯の増加が大きな背景です。
各選択肢の整理
a 世帯数は増加傾向にある。
正しいです。人口動態とは別に、世帯が小さく分かれることで総世帯数は増えます。b 三世代世帯は単独世帯より多い。
誤りです。三世代世帯は減少しており、単独世帯のほうがはるかに多いのが基本的な傾向です。c 単独世帯は核家族世帯より多い。
誤りです。単独世帯は増えていますが、国試で前提となる基本統計では、なお核家族世帯のほうが多いと整理します。d 65歳以上の者のみの世帯は全世帯の過半数を占める。
誤りです。高齢者のみの世帯は増えていますが、全世帯の過半数には達しません。e 核家族世帯の中ではひとり親と未婚の子のみの世帯が最も多い。
誤りです。核家族世帯で最も多いのは、夫婦と未婚の子のみの世帯です。
ひっかけポイント
この分野では、単独世帯が増えていることと、単独世帯が最多であることを混同しないように注意します。増加傾向にあることと、他の世帯類型を上回っていることは別問題です。
覚えるポイント
- 総世帯数は小世帯化で増えやすい。
- 三世代世帯は減少している。
- 高齢者のみの世帯は増えているが、過半数ではない。
- 核家族世帯では、夫婦と未婚の子が中心である。