117C26|第117回 医師国家試験 過去問
内科系感染症感染対策・予防策
院内感染の対策として陰圧空調の個室で管理すべきなのはどれか。
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正解: c
正解
c 肺結核
解説
陰圧空調の個室が必要なのは、空気感染を起こす感染症である。
空気感染では、飛沫核が空中に長く漂うため、周囲へ拡散しないように陰圧室で管理する。
選択肢の中でこれに該当するのは 肺結核 である。
各選択肢の検討
a インフルエンザ
誤りである。基本は飛沫感染対策であり、陰圧個室は通常不要である。b ウイルス性胃腸炎
誤りである。主に接触感染対策が重要である。c 肺結核
正しい。空気感染対策が必要であり、陰圧個室管理の代表である。d 流行性角結膜炎
誤りである。主に接触感染対策を行う。e 流行性耳下腺炎
誤りである。主に飛沫感染対策で対応する。
関連して覚える感染症
空気感染対策が必要な代表は次の3つである。
- 結核
- 麻疹
- 水痘
ひっかけポイント
感染経路を混同しやすい問題である。
陰圧室が必要なのは空気感染であり、飛沫感染や接触感染では原則としてそこまで求めない。
覚えるポイント
院内感染対策では、
空気感染なら陰圧室、
飛沫感染ならサージカルマスク、
接触感染なら手袋、ガウン
という基本を整理しておくと解きやすい。