26AM25第26回 精神保健福祉士国家試験 過去問

旧カリキュラム(第26回)共通科目現代社会と福祉

次の記述のうち、ブラッドショー(Bradshaw, J.)のニード類型を踏まえたニードの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

ブラッドショーはニードを、本人が感じる感得ニード、行動として求める表明ニード、専門基準による規範ニード、他者比較による比較ニードに分類しました。

解説

表明ニードは、感じたニードがサービス申請や相談など具体的な要求・行動として示されたものです。本人が困りごとを自覚していなければ、通常は本人から要求として表明されません。ただし表明がなくても、専門基準や他集団との比較からニードを評価できるため、1は誤りです。本人と専門職の判断が異なることもあり、規範や比較でニードを判断することもあります。支援者は規範ニードだけを押しつけず、本人の語り、表明を妨げる情報・費用・偏見などの障壁を確認します。

選択肢の確認

1.クライエントがニードを表明しなければ、ニードのアセスメントを行うことはできない。
誤り。規範ニードや比較ニードなど、表明がなくても評価できるニードがあります。

2.社会規範に照らしてニードの有無が判断されることはない。
誤り。専門家や社会の基準で判断する規範ニードがあります。

3.クライエントと専門職との間で、ニードの有無の判断が食い違うことはない。
誤り。感得ニードと規範ニードは一致せず、判断が食い違うことがあります。

4.他人と比較してニードの有無が判断されることはない。
誤り。似た属性の人・地域とのサービス利用等の差から判断する比較ニードがあります。

5.クライエントがニードを自覚しなければ、クライエントからのニードは表明されない。
正答。最も適切です。表明ニードは感得ニードが要求・行動として示されたものです。

覚えるポイント

感得=感じる、表明=要求する、規範=専門基準、比較=他者との差。四つは一致するとは限りません。

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