108PM001|第108回 助産師国家試験 過去問
性的暴力について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
性的暴力は加害者との関係性や婚姻・交際の有無にかかわらず、同意のない性的行為であり、心身に長期の影響を残します。
解説
性的暴力の被害後には、不安、不眠、抑うつ、フラッシュバックや回避などが生じ、PTSDのリスクが高まります。支援の原則は、安全と秘密を確保し、「あなたのせいではない」と伝え、本人の自己決定を尊重することです。証拠保全や医療・司法支援に必要な情報は説明と同意の上で聞き、何度も詳細を語らせる再被害化を避けます。
選択肢の確認
1.性的暴力は心的外傷後ストレス障害〈PTSD〉のリスク因子になる。:被害は強い心理的外傷となり、PTSDを含む精神健康上の問題を生じるため正しい記述です。
2.性的暴力の被害者支援の原則は性被害の詳細な聞き取りである。:被害の詳細を一方的に聞き出すのではなく、まず安全確保・受容・自己決定の尊重を優先します。
3.交際相手との間の不同意性交は性的暴力にあたらない。:交際相手や配偶者であっても、本人の自由な同意のない性交等は性的暴力に含まれます。
4.性的暴力の加害者は、全く知らない人が最も多い。:加害者はまったくの面識のない者に限らず、配偶者・交際相手・知人など身近な者も少なくありません。
覚えるポイント
支援の軸は「安全、非難しない、秘密保持、選択肢の説明、本人の決定」です。