108PM029|第108回 助産師国家試験 過去問
尖圭コンジローマについて正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 4・5
正答
4、5
この問題のポイント
尖圭コンジローマは主に低リスク型HPVによる性感染症で、HPVワクチンによる予防と外用薬による局所治療があります。
解説
尖圭コンジローマは多くがHPV 6型・11型により、外陰部、会陰、肛門周囲などに乳頭状・カリフラワー状の疣贅を形成します。診断は主に視診と必要な組織診で行い、血液検査を基本としません。予防にHPVワクチンがあり、治療はイミキモドクリームなどの外用薬、凍結療法、電気凝固、切除などから病変と妊娠の有無に合わせて選びます。ウイルス性なので抗菌薬内服は原因治療にならず、通常リンパ節腫脹を主徴とはしません。
選択肢の確認
1.リンパ節腫脹を生じる。:尖圭コンジローマは局所の疣贅性病変が主で、リンパ節腫脹を典型的な主症状とする性感染症ではありません。
2.血液検査によって診断する。:特徴的な外陰部病変を視診して診断することが基本で、血液検査で疣贅を診断する疾患ではありません。
3.治療には抗菌薬を内服する。:原因はHPVというウイルスであり、細菌に対する抗菌薬の内服で病変を治療することはできません。
4.予防法としてワクチン接種がある。:HPV 6・11型などを含むワクチンを感染前に接種することで、尖圭コンジローマの発症予防が期待できます。
5.外陰部の病変には外用薬を塗布する。:外陰部病変には、非妊娠時など適応を確認してイミキモド等の外用薬を用いる局所治療があります。
覚えるポイント
尖圭コンジローマは「HPV 6/11」「視診」「ワクチン予防」「外用・外科的治療」です。