108PM030第108回 助産師国家試験 過去問

羊膜で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・2

正答

1、2

この問題のポイント

羊膜は血管をもたない胎児膜で、羊膜上皮は羊水の産生・交換に関与します。

解説

羊膜は胎児を包む薄く透明な膜で、絨毛膜と異なり血管をもちません。妊娠初期は羊膜上皮の分泌などが羊水に寄与し、妊娠中期以降は胎児尿や胎児肺液、胎児の嚥下と膜内吸収による交換が主になります。羊膜腔は着床後の発生ごく早期から形成されるため、胎生42日目に初めて形成されるとする記述は遅すぎます。エストロゲンの主な産生部位は胎盤であり、羊膜そのものではありません。また、羊膜は子宮内膜から分化した組織ではありません。

選択肢の確認

1.血管がない。:羊膜は上皮と結合組織層からなる無血管の膜であり、血流をもつ絨毛膜・胎盤と区別します。
2.羊水を分泌する。:羊膜上皮は特に妊娠初期の羊水産生と交換に関与し、羊膜は羊水動態の一部を担います。
3.胎生42日目に形成される。:羊膜腔は発生第2週の早い段階から形成し始めるため、胎生42日目に形成されるとする時期は遅すぎます。
4.エストロゲンが分泌される。:妊娠中のエストロゲンは主に胎盤で産生され、羊膜がその主要な分泌器官となるわけではありません。
5.子宮内膜から分化したものである。:羊膜は胚盤から生じる胎児膜であり、母体組織である子宮内膜から分化したものではありません。

覚えるポイント

羊膜は「無血管」「羊水交換に関与」「発生早期」「胎児側由来」で整理します。

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