61AM076|第61回 作業療法士国家試験 過去問
病因のうち物理的要因はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1・2(騒音、紫外線)
この問題のポイント
病因を「物理的要因」と分類する際、エネルギーの性質(力学的・音響的・電磁波など)が鍵となる。作業療法士が臨床で遭遇する環境要因として、騒音や紫外線は日常的に影響を与えるため、理解しておくことが重要。
解説
物理的要因とは、外部から加えられるエネルギーによる影響を指す。騒音は音響エネルギー(機械的振動)であり、長時間の暴露で聴覚障害(例:職業性難聴)を引き起こす。紫外線は電磁波の一種で、皮膚や目への損傷(例:日焼け、白内障、皮膚がん)を引き起こす。これらはいずれも外部からの物理的エネルギーによる作用であり、分類上「物理的要因」とされる。
一方、フグ毒は生物由来の毒素(化学的要因)、ウイルスや細菌は生物的要因、一酸化炭素は有害気体として化学的要因に分類される。これらの要因は、細胞の遺伝的・生体的反応を引き起こすが、物理的エネルギーによる直接的影響とは異なる。
選択肢の確認
1.騒 音:音響エネルギーによる外的刺激。物理的要因。
2.紫外線:電磁波によるエネルギー。物理的要因。
3.フグ毒:毒素による化学的影響。化学的要因。
4.ウイルス:細胞内感染を引き起こす生物的要因。
5.一酸化炭素:気体中毒の原因。化学的要因。
覚えるポイント
「音=騒音」「光=紫外線」をイメージすると、物理的要因の代表がすぐに思いつく。作業環境や生活環境でこれらの要因が存在する場合、その影響を認識し、適切な対策(例:音響測定、日除け)を講じることが、作業療法の現場での判断に繋がる。