45AM045第45回 視能訓練士国家試験 過去問

弱視について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

弱視の分類・治療・予後についての正誤を問う総合問題です。

解説

形態覚遮断弱視は、先天白内障や眼瞼下垂などで網膜に鮮明な像が結ばれない期間が続いて生じます。片眼性では健眼が優位に発達するため競合が強く、両眼性より予後不良です。早期の原因除去と積極的な健眼遮閉が必要になります。

不同視弱視は片眼性、斜視弱視は恒常性斜視の非固視眼に生じます(間欠性外斜視は両眼視の機会があるため弱視になりにくい)。斜視弱視ではまず屈折矯正と健眼遮閉で視力を上げ、その後に手術を検討します。不同視弱視の第一選択は眼鏡による屈折矯正です。

選択肢の確認

1.不同視弱視は両眼性弱視である。
誤り。不同視弱視は片眼性の弱視である。

2.斜視弱視は手術した後に健眼遮閉を行う。
誤り。斜視弱視ではまず健眼遮閉で視力を上げてから手術を検討する。

3.間欠性外斜視では斜視弱視は発生しない。
誤り。間欠性外斜視では弱視は生じにくいが、絶対に発生しないとは言えない。

4.片眼性の形態覚遮断弱視は予後不良である。
正しい。片眼性の形態覚遮断弱視は競合が強く予後不良である。

5.不同視弱視の治療はコンタクトレンズの装用を第一選択とする。
誤り。不同視弱視の第一選択は眼鏡による完全屈折矯正である。

覚えるポイント

  • 形態覚遮断弱視は片眼性の方が予後不良。
  • 弱視治療の順序は屈折矯正→健眼遮閉→(必要なら)手術。
  • 感受性期は8歳ごろまで。早期発見が最優先。
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