45PM044第45回 視能訓練士国家試験 過去問

正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

Brown症候群とDuane症候群の臨床像を正確に区別できるかを問う問題です。

解説

Brown症候群は上斜筋腱鞘の機械的制限により、内転位での上転(内上転)が強く障害されます。眼球牽引試験が陽性となる制限性斜視で、原因が明らかで整容・機能上の問題があれば手術も行われます。

甲状腺眼症では下直筋の線維化などによる複視が高頻度にみられます。Duane症候群Ⅰ型は外転障害、Ⅱ型は内転障害で、いずれも内転時に眼球後退と瞼裂狭小を伴います。選択肢4・5は障害の向きが入れ替わっており誤りです。

選択肢の確認

1.甲状腺眼症で複視はない。
誤り。甲状腺眼症では複視が高頻度にみられる。

2.Brown 症候群に手術は禁忌である。
誤り。Brown症候群にも手術適応となる症例がある。

3.Brown 症候群では内上転障害が強い。
正しい。Brown症候群では内上転障害が強い。

4.Duane 症候群Ⅰ型では内転障害と内転時瞼裂狭小がみられる。
誤り。Duane症候群Ⅰ型は外転障害である。

5.Duane 症候群Ⅱ型では外転障害と内転時瞼裂狭小がみられる。
誤り。Duane症候群Ⅱ型は内転障害である。

覚えるポイント

  • Brown症候群=内上転障害。上斜筋腱鞘の機械的制限。
  • Duane Ⅰ型=外転障害、Ⅱ型=内転障害、Ⅲ型=両方。
  • Duaneはいずれの型も内転時に眼球後退と瞼裂狭小を伴う。
45PM04345PM045
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)