45PM043第45回 視能訓練士国家試験 過去問

右側頭葉の脳梗塞患者について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

対光反射の経路を理解し、大脳皮質の病変では対光反射が保たれることを説明できるかを問う問題です。

解説

対光反射の経路は、網膜→視神経→視索→視蓋前域→両側のEdinger-Westphal核→動眼神経→毛様体神経節→瞳孔括約筋です。外側膝状体より手前で分岐するため、大脳皮質は関与しません

したがって右側頭葉の脳梗塞では、視放線が障害されて視野障害(左同名半盲など)は生じても、対光反射は直接・間接とも正常です。右眼に光を当てれば左眼も正常に縮瞳します。

選択肢の確認

1.右眼の瞳孔が散大する。
誤り。皮質病変では瞳孔径は変化しない。

2.右眼の輻湊反応が減弱する。
誤り。輻湊反応は近見反応の一部で、側頭葉梗塞で減弱しない。

3.右眼の間接対光反射が減弱する。
誤り。対光反射は皮質を経由しないため間接反射も保たれる。

4.右眼の正面からの光に対して左眼の瞳孔は正常に縮瞳する。
正しい。対光反射経路は皮質を経由しないため、左眼も正常に縮瞳する。

5.右眼の左方からの光に対して右眼の瞳孔の反射は減弱する。
誤り。光の入射方向によって対光反射が変わることはない。

覚えるポイント

  • 対光反射は視蓋前域で分岐し、皮質を経由しない。
  • 両側のEW核へ投射するため、片眼刺激で両眼が縮瞳する。
  • 皮質盲では視力が失われても対光反射は保たれる。

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