52PM062|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
右側橋下部腹側の病変で生じるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
橋下部腹側の病変で生じる症状を問う問題です。
解説
橋の下部には外転神経核と顔面神経核があり、腹側には錐体路が走ります。したがって右側橋下部腹側の病変では、右眼の外転障害(右外転神経麻痺)に加え、右顔面神経麻痺と左片麻痺を生じます(Millard-Gubler症候群)。
下転障害・眼瞼下垂・対側の上転障害・瞳孔散大は、いずれも中脳の動眼神経系の障害でみられるものです。
選択肢の確認
1.右眼外転障害
正しい。橋下部の外転神経核の障害により右眼の外転障害が生じる。
2.右眼下転障害
誤り。下転障害は動眼神経(中脳)の障害でみられる。
3.右眼眼瞼下垂
誤り。眼瞼下垂は動眼神経(中脳)の障害でみられる。
4.左眼上転障害
誤り。上転障害は動眼神経(中脳)の障害でみられる。
5.左眼瞳孔散大
誤り。瞳孔散大は動眼神経(中脳)の障害でみられる。
覚えるポイント
- 中脳=動眼神経・滑車神経。橋=三叉・外転・顔面・内耳神経。
- Millard-Gubler症候群=橋腹側。外転・顔面神経麻痺+対側片麻痺。
- Foville症候群=橋被蓋。側方注視麻痺+顔面神経麻痺+対側片麻痺。