54AM047|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
眼窩先端部病変に伴う症状で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
眼窩先端部病変の症状を問う問題です。
解説
眼窩先端部の病変では、眼窩内容が占拠されて眼球が前方へ押し出されるため、眼球陥凹ではなく眼球突出が生じます。したがってこの記述が誤りです。
眼窩尖部には動眼・滑車・外転神経と三叉神経第1枝、視神経が集まっているため、眼球運動障害・視力低下が生じ、炎症や腫瘍による眼瞼腫脹・結膜充血も伴います。
選択肢の確認
1.眼球運動障害
誤り。眼球運動障害は眼窩先端部病変の症状である。
2.眼球陥凹
正しい。眼窩先端部病変では眼球突出が生じ、眼球陥凹は生じない。
3.眼瞼腫脹
誤り。眼瞼腫脹は眼窩先端部病変の症状である。
4.結膜充血
誤り。結膜充血は眼窩先端部病変の症状である。
5.視力低下
誤り。視神経の障害により視力低下が生じる。
覚えるポイント
- 眼窩先端部症候群=Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ・Ⅴ1の障害+視神経障害(視力低下)。
- 上眼窩裂症候群=Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ・Ⅴ1の障害。視力は保たれる。
- 眼球陥凹=眼窩吹き抜け骨折(眼窩容積の拡大)。