46AM054|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
疾患と診断のための検査との組合せで誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
疾患と診断に用いる検査の対応を問う問題です。
解説
外眼筋炎(眼窩炎症性疾患)の診断には、眼窩CTやMRIで筋腹から腱にかけての腫大を確認することが決め手になります。大型弱視鏡検査は斜視角と網膜対応の評価であり、炎症の有無を診断できません。
視神経炎の視野(中心暗点)は動的視野検査で評価でき、甲状腺眼症は眼窩MRIで外眼筋の筋腹腫大を確認し、重症筋無力症は抗アセチルコリン受容体抗体価、眼窩吹き抜け骨折は眼窩CTが診断の柱です。
選択肢の確認
1.視神経炎 ── 動的視野検査
誤り。視神経炎の中心暗点は動的視野検査で評価できる。
2.外眼筋炎 ── 大型弱視鏡検査
正しい。外眼筋炎の診断には画像検査が必要で、大型弱視鏡検査では診断できない。
3.甲状腺眼症 ── 眼窩MRI
誤り。甲状腺眼症の外眼筋腫大は眼窩MRIで評価できる。
4.重症筋無力症 ── 抗アセチルコリン受容体抗体価
誤り。重症筋無力症では抗アセチルコリン受容体抗体価が診断に有用である。
5.眼窩吹き抜け骨折 ── 眼窩CT
誤り。眼窩吹き抜け骨折の診断には眼窩CTが有用である。
覚えるポイント
- 外眼筋炎=腱まで及ぶ筋腫大。甲状腺眼症=腱を除く筋腹の腫大。
- 眼窩の骨折評価はCT、軟部組織はMRIが得意。
- 大型弱視鏡は斜視角・網膜対応の評価であり炎症は分からない。