46PM034|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
ジスチグミン臭化物について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 4・5
正答
4、5
この問題のポイント
ジスチグミン臭化物(コリンエステラーゼ阻害薬)の眼科的用途を問う問題です。
解説
ジスチグミン臭化物はコリンエステラーゼを阻害してアセチルコリンを増やし、縮瞳と調節(毛様体筋の収縮)の促進をもたらします。
調節性輻湊を薬理的に補うため、**調節性内斜視の診断(点眼で内斜視が改善するか)**や、弱視治療のペナリゼーションに用いられてきました。散瞳作用はなく、屈折検査に用いる調節麻痺薬とは逆の作用です。白内障の誘発は長期使用で報告があるものの主たる用途の説明にはなりません。
選択肢の確認
1.散瞳作用がある。
誤り。縮瞳作用があり、散瞳作用はない。
2.白内障を誘発する。
誤り。白内障の誘発が主たる特徴ではない。
3.屈折検査に使用する。
誤り。屈折検査には調節麻痺薬を用い、本剤は逆の作用である。
4.弱視治療に使用する。
正しい。弱視治療のペナリゼーションに使用される。
5.調節性内斜視の診断に使用する。
正しい。調節性内斜視の診断・治療に使用される。
覚えるポイント
- コリンエステラーゼ阻害薬=縮瞳・調節促進。
- 調節性内斜視の診断・治療、弱視のペナリゼーションに使う。
- 調節麻痺薬(アトロピン・シクロペントラート)とは正反対の作用。