48AM061|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
眼鏡について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3 または 4
正答
3又は4
この問題のポイント
眼鏡レンズの設計と処方の原則を問う問題です。公式には複数の選択肢が正解として扱われました。
解説
Abbe数(アッベ数)は大きいほど色収差が小さい指標です。したがって「アッベ数が大きなレンズは色収差を生じやすい」は誤りです。高屈折率レンズは薄くできる一方、Abbe数が小さくなり色収差が増えます。
遠用眼鏡の前傾角(そり角)は8〜12°程度が標準とされ、15〜20°は近用眼鏡の値に近いため、この記述も誤りとして扱われ、公式に複数正答となりました。頂間距離12 mm、光学中心を瞳孔中心よりやや下方に置くことは正しい原則です。
選択肢の確認
1.頂間距離は12 mm に合わせる。
誤り。頂間距離を12 mmに合わせるという記述は正しい。
2.屈折率が大きなレンズは薄くできる。
誤り。屈折率が大きいとレンズを薄くできるという記述は正しい。
3.アッベ数が大きなレンズは色収差を生じやすい。
正しい。Abbe数が大きいほど色収差は小さく、この記述は誤りである。
4.遠用眼鏡では前傾角は15〜20°である。
正しい。遠用眼鏡の前傾角は8〜12°程度であり、15〜20°は誤りである。
5.光学中心の高さは瞳孔中心の高さより下方に設定する。
誤り。光学中心を瞳孔中心よりやや下方に置くという記述は正しい。
覚えるポイント
- Abbe数が大きい=色収差が小さい。屈折率が高いほどAbbe数は小さい。
- 頂間距離の標準は12 mm。強度レンズでは実効度数の補正が要る。
- 前傾角は遠用で8〜12°、近用でやや大きくする。