48AM062|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
プリズム療法が有用でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
プリズム療法の適応外を問う問題です。
解説
プリズム療法は、偏位を光学的に打ち消して両眼単一視野を広げる目的で用います。開散麻痺(遠見内斜視)、輻湊不全(近見外斜位)、甲状腺眼症の上下偏位、部分調節性内斜視の残余角は、いずれも適応となります。
微小斜視では、すでに中心窩抑制暗点と調和性異常対応が成立しており、プリズムで眼位を整えても正常な両眼視は得られないため、プリズム療法は有用ではありません。
選択肢の確認
1.開散麻痺
誤り。開散麻痺による遠見内斜視は基底外方プリズムの適応である。
2.微小斜視
正しい。微小斜視では抑制暗点と異常対応があり、プリズムでは両眼視が得られない。
3.輻湊不全
誤り。輻湊不全には基底内方プリズムが用いられる。
4.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症の上下偏位にプリズムは有用である。
5.部分調節性内斜視
誤り。部分調節性内斜視の残余角にプリズムが用いられる。
覚えるポイント
- プリズム療法の目的=両眼単一視野の拡大、複視の軽減。
- 異常対応・抑制が確立していると効果が得られない。
- 回旋偏位はプリズムでは矯正できない。