第56回・2026年

56PM073|第56回 視能訓練士国家試験 過去問

6 歳の男児。生後6 か月ころからの眼の揺れと顔回しを主訴に来院した。眼振は右方視で振幅が大きくなり、左方視で静止する。プリズム療法で正しいのはどれか。

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正解4

正答

4

この問題のポイント

静止位のある先天眼振に対するプリズム療法を問う問題です。

解説

眼振が左方視で静止するので、静止位は左方にあります。患者は顔を右に回して左方視の位置を使っています。

プリズムで頭位を正すには、正面を向いたまま両眼が左方視の位置になるよう、基底を右側に置きます。右眼では基底が耳側(外方)、左眼では基底が鼻側(内方)にあたります。

選択肢の確認

1.左眼のみに基底内方
誤り。片眼のみでは両眼を同方向へ向けられない。

2.左右眼ともに基底上方
誤り。上下方向のプリズムでは水平の静止位に対応できない。

3.左右眼ともに基底内方
誤り。両眼基底内方では両眼が互いに逆方向を向いてしまう。

4.右眼に基底外方、左眼に基底内方
正しい。右眼に基底外方、左眼に基底内方で両眼が左方視の位置となる。

5.右眼に基底上方、左眼に基底下方
誤り。上下方向のプリズムでは水平の静止位に対応できない。

覚えるポイント

  • 静止位を正面に移す=基底を静止位と反対側に置く。
  • 静止位が左=右眼基底外方・左眼基底内方(両眼が左を向く)。
  • 輻湊で眼振が減弱する場合は基底外方を両眼に加える。

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