46PM060|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
左方視よりも右方視で左上方偏位が大きくなるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
側方視での上下偏位の変化から責任筋を推定する問題です。
解説
右方視で左眼の上方偏位が大きくなるということは、右方視(左眼は内転位)で左眼が上転しすぎる、あるいは下転が不足していることを意味します。
左上斜筋麻痺では、左眼の内転位での下転(上斜筋の作用)が不足するため、右方視で左眼の上方偏位が増大します。右上直筋麻痺では右方視で右眼の上転が不足し、相対的に左眼が上方に見えるため、同じく右方視で左上方偏位が大きくなります。
選択肢の確認
1.右Duane 症候群Ⅰ型
誤り。右Duane症候群Ⅰ型は水平の外転障害であり上下偏位を説明しない。
2.左Brown 症候群
誤り。左Brown症候群では内上転障害となり、右方視で左眼は上転しにくい。
3.右上直筋麻痺
正しい。右上直筋麻痺により右方視で右眼の上転が不足し、相対的に左眼が上方に見える。
4.左上斜筋麻痺
正しい。左上斜筋麻痺により右方視(左眼内転位)で左眼の下転が不足する。
5.右下斜筋過動
誤り。右下斜筋過動では左方視で右眼が上転過剰となる。
覚えるポイント
- 内転位での下転=上斜筋、内転位での上転=下斜筋。
- 外転位での上転=上直筋、外転位での下転=下直筋。
- 上下偏位は「どちらの眼が」「どの視方向で」大きいかで責任筋を絞る。