50AM063|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
プリズム療法の適応とならないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
プリズム療法の適応を問う問題です。
解説
プリズムは光を上下左右へ平行移動させることはできますが、像を回転させることはできません。したがって回旋斜視はプリズム療法の適応となりません。回旋偏位には斜筋の手術(原田-伊藤法など)で対応します。
外斜位(基底内方)、眼位性眼振(静止位を正面に移す)、甲状腺眼症(上下偏位の代償)、外転神経麻痺(基底外方で複視の除去)は、いずれもプリズムの適応です。
選択肢の確認
1.外斜位
誤り。外斜位は基底内方プリズムの適応である。
2.回旋斜視
正しい。プリズムは像を回転できないため回旋斜視の適応とならない。
3.眼位性眼振
誤り。眼位性眼振では静止位を正面に移す目的でプリズムを用いる。
4.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症の上下偏位にはプリズムが用いられる。
5.外転神経麻痺
誤り。外転神経麻痺には基底外方プリズムが用いられる。
覚えるポイント
- プリズムは像を平行移動させるが回転はできない。
- 回旋斜視=斜筋の手術(原田-伊藤法、上斜筋前部前転)で対応。
- 膜プリズム(Fresnel膜)は大きな度数や一時的な使用に便利。