53AM003第53回 視能訓練士国家試験 過去問

バリアフリーについて誤っているのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

バリアフリーの概念を問う問題です。

解説

バリアフリーとは、生活の支障となる物理的・制度的・心理的な障壁を取り除く取り組みです。視力検査表の照明を明るくするのは検査条件を規格どおりに整えることであり、障壁の除去にはあたりません。

段差の解消、エレベーターの鏡(車椅子で後退するときに背後を確認できる)、引き戸のトイレ(車椅子で開閉しやすい)、色に頼らない情報提示(色覚異常への配慮)は、いずれもバリアフリーの取り組みです。

選択肢の確認

1.診察室の段差をなくした。
誤り。段差の解消はバリアフリーの取り組みである。

2.エレベーターに鏡を設置した。
誤り。エレベーターの鏡は車椅子利用者が背後を確認するためのものである。

3.車椅子用のトイレの出入り口を引き戸にした。
誤り。引き戸のトイレは車椅子で開閉しやすくするための配慮である。

4.視力検査表が見えやすいように照明を明るくした。
正しい。視力検査表の照明を規格どおりにするのは検査条件の整備であり障壁の除去ではない。

5.黒板の赤チョークを廃止して強調を下線で表示した。
誤り。色に頼らない情報提示は色覚異常への配慮でありバリアフリーである。

覚えるポイント

  • バリアフリー=既存の障壁を取り除く。ユニバーサルデザイン=はじめから誰もが使える設計。
  • 色覚バリアフリー=色だけに頼らず、形・位置・下線などで情報を区別する。
  • 視力検査表の輝度規格=視標面80〜320 cd/m²。
53AM00253AM004
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