第55回

55AM004|第55回 視能訓練士国家試験 過去問

トルコ鞍腫瘍でみられないのはどれか。

解答・解説を見る

正解5

正答

5

この問題のポイント

トルコ鞍腫瘍の症状を問う問題です。

解説

顔面神経麻痺は橋の顔面神経核や側頭骨内の走行部で生じるもので、トルコ鞍(下垂体窩)の腫瘍では生じません。

トルコ鞍腫瘍(下垂体腺腫など)では、視交叉の圧迫による両耳側半盲、視交叉前部の圧迫による接合部暗点、長期の圧迫による視神経萎縮、ホルモン分泌の異常による内分泌異常がみられます。

選択肢の確認

1.視神経萎縮
誤り。長期の圧迫により視神経萎縮が生じる。

2.接合部暗点
誤り。視交叉前部の圧迫により接合部暗点が生じる。

3.内分泌異常
誤り。ホルモン分泌の異常により内分泌異常が生じる。

4.両耳側半盲
誤り。視交叉の圧迫により両耳側半盲が生じる。

5.顔面神経麻痺
正しい。顔面神経麻痺はトルコ鞍腫瘍では生じない。

覚えるポイント

  • 下垂体腺腫=両耳側半盲(下から圧迫するため上耳側から欠ける)+内分泌症状。
  • 接合部暗点=視交叉前部の病変。同側の中心暗点+対側の上耳側欠損。
  • 海綿静脈洞へ進展するとⅢ・Ⅳ・Ⅵ・Ⅴ1の麻痺を生じる。

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