111Q001|第111回 薬剤師国家試験 過去問
水 100 mL に、ある有機溶媒 100 mL を加えると二液相が形成され、上層が水相 となった。この有機溶媒はどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
二液相をつくる有機溶媒の上下は、水との混和性と密度で判断します。上層が水相という条件から、水と二相に分かれ、かつ水より密度の大きい有機溶媒を選びます。
解説
クロロホルムは水とは完全に混ざらず二液相を形成し、密度が約1.49 g/mLと水より大きいため下層になります。その結果、水相が上層になり、設問条件に合います。ジエチルエーテル、1-オクタノール、n-ヘキサン、トルエンは、いずれも水との相互溶解度は限られますが、密度が水より小さいため有機層が上層になり、水相は下層になります。
選択肢の確認
1.ジエチルエーテル:水より密度が小さく、二相に分かれたときは有機層が上層です。
2.1-オクタノール:水への溶解度は低く二相に分かれますが、密度が水より小さいため有機層が上層です。
3.n-ヘキサン:水より密度が小さく、有機層が上層です。
4.トルエン:水より密度が小さく、有機層が上層です。
5.クロロホルム:正答。水と二相に分かれ、水より密度が大きいため有機層が下層、水相が上層です。
覚えるポイント
分液では、まず水と混ざるかを確認し、次に密度を比較します。クロロホルムのように水より重い有機溶媒は下層になります。