111Q032|第111回 薬剤師国家試験 過去問
電位依存性 Na 電位依存性 Na 間に影響を及ぼさないのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
Na⁺チャネル遮断性抗不整脈薬は、心筋活動電位持続時間への影響でIa・Ib・Ic群を区別できます。Ic群は持続時間へほぼ影響しません。
解説
本問では、電位依存性Na⁺チャネルを遮断する薬のうち、心筋の活動電位持続時間に影響を及ぼさないものを選びます。Ia群はNa⁺チャネルに加えてK⁺電流も抑えるため再分極を遅らせ、活動電位持続時間を延長します。Ib群は活動電位持続時間を短縮します。ピルシカイニドはIc群で、Na⁺チャネルからの解離が遅く伝導を強く抑えますが、活動電位持続時間にはほぼ影響しません。
選択肢の確認
1.シベンゾリン:Ia群に分類され、活動電位持続時間を延長する方向に働きます。
2.ジソピラミド:Ia群で、K⁺チャネル遮断も介して活動電位持続時間を延長します。
3.キニジン:Ia群の抗不整脈薬で、活動電位持続時間を延長します。
4.ピルシカイニド:正答。Ic群で、活動電位持続時間にほぼ影響しません。
5.メキシレチン:Ib群に分類され、活動電位持続時間を短縮します。
覚えるポイント
クラスI群は「Iaは延長、Ibは短縮、Icはほぼ不変」。伝導抑制の強さとは別に整理します。