61AM042|第61回 理学療法士国家試験 過去問
Daniels らの徒手筋力テスト(原著第10 版)において、段階2 を座位で行う筋で 正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2 または 1・3 または 2・3
正答
1.棘下筋・2.三角筋後部、1.棘下筋・3.前鋸筋、または2.三角筋後部・3.前鋸筋
この問題のポイント
徒手筋力テストの段階2は、重力の影響を除いた肢位で全可動域を動かせる状態です。座位のまま上肢を台で支持して水平面上の運動にできる筋と、側臥位で検査する股関節周囲筋を区別します。
解説
棘下筋は肩関節外旋、三角筋後部は肩関節水平外転、前鋸筋は肩甲骨前方突出を担います。これらは座位で上肢を支持し、重力を除いた水平面上の運動として段階2を検査できます。一方、大腰筋と縫工筋は股関節周囲筋であり、段階2では側臥位として下肢の重さを除いて検査するため、座位ではありません。本問は「2つ選べ」ですが座位で行える筋が三つある不適切問題であり、厚生労働省の正答表では1・2、1・3、2・3のいずれの組合せも正答として扱われます。したがって、特定の一組だけを唯一の正答として覚えないことが大切です。
選択肢の確認
1.棘下筋:座位で前腕を支持し、重力を除いた肩関節外旋として段階2を検査できます。
2.三角筋後部:座位で上肢を支持し、水平面上の肩関節水平外転として検査できます。
3.前鋸筋:座位で上肢を支持し、肩甲骨前方突出として検査できます。
4.大腰筋:股関節屈曲筋であり、段階2は側臥位で検査します。
5.縫工筋:股関節の屈曲・外転・外旋に働き、段階2は側臥位で検査します。
覚えるポイント
段階2は重力除去位です。本問では1・2・3のうち任意の二つが公式に受理され、4・5は側臥位で検査します。