61PM099|第61回 理学療法士国家試験 過去問
ACT で正しいのはどれか。2 つ選べ。
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正解: 3・4
正答
3・4
この問題のポイント
ACT(包括型地域生活支援プログラム)は、重度の精神障害を持つ人々が地域で安全に生活できるよう、24時間体制で多職種が協働して支援を行うモデルです。特に「チームによるケアマネジメント」と「頻回かつ短時間の訪問」が特徴です。誤解されやすいのは対象者の精神障害の程度や支援の時間帯に関する記述です。
解説
ACTは、重度・難治性の精神障害を持つ人々を対象に、24時間・365日対応の支援を提供します。その中核となるのは、医師・看護師・理学療法士・介護職など多職種のチームが、利用者の状態に応じて頻繁に訪問し、生活上の課題を総合的にケアマネジメントすることです。訪問は「短時間であっても頻回に行う」という点が、利用者の生活に即した対応を可能にします。このため、選択肢3と4が正しいです。
一方、選択肢1(日中に限定)は誤りです。ACTは24時間体制で危機対応を含み、日中だけではなく深夜や緊急時にも対応します。選択肢2(軽度の精神障害)は誤りで、対象は重度・再発性の精神障害者です。選択肢5(スタッフ1人当たり25人)も誤りで、実際のスタッフ対利用者比は約1:10程度とされ、より手厚い支援が求められます。
選択肢の確認
3.チームでのケアマネジメントを行う。:正しい。多職種が連携して継続的なケアを実施。
4.短時間であっても頻回に利用者への訪問を行う。:正しい。訪問の頻度と短時間性が支援の特徴。
1.日中に限定した支援を行う。:誤り。24時間対応が必須。
2.精神障害が軽度な患者が対象である。:誤り。重度・難治性患者が対象。
5.スタッフ1 人当たりの受持患者数を25 人程度に抑えることが推奨される。:誤り。推奨比は1:10程度。
覚えるポイント
ACTは「重度の精神障害者を対象に、24時間体制で多職種が頻回に訪問し、総合的なケアを提供する」モデルです。その中で「チームによるケアマネジメント」と「短時間でも頻回の訪問」が核心です。試験で出題される際は、これらの特徴を「なぜそうなるか」を意識して覚えてください。