76PM1|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
核医学診療技術学放射性核種の製造ジェネレータ
ジェネレータの親核種に用いられているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、核医学で用いられる ジェネレータの親核種が問われています。
ジェネレータは、比較的半減期の長い親核種から、検査に使いやすい娘核種を得る仕組みです。
選択肢の中で代表的な親核種として用いられるのは 68Geです。
解説
放射性核種ジェネレータでは、親核種が壊変して生成した娘核種を、必要なときに溶出して使用します。
代表例として、68Ge-68Ga ジェネレータがあります。
68Ge は親核種で、壊変して 68Ga を生成します。68Ga は陽電子放出核種であり、PET 検査用の放射性医薬品標識に利用されます。
ジェネレータの利点は、サイクロトロンが施設内になくても、短半減期の娘核種を必要時に得られることです。
核医学では、親核種と娘核種の組合せを整理して覚えることが重要です。
国家試験ではここを押さえる
68Ge は 68Ga ジェネレータの親核種です。
68Ga は PET 用放射性医薬品の標識に使われます。
選択肢の確認
1.誤り。
64Cu は PET 用核種として利用されますが、代表的なジェネレータの親核種として選ぶものではありません。
2.正しい。
68Ge は 68Ge-68Ga ジェネレータの親核種です。娘核種の 68Ga を得るために用いられます。
3.誤り。
111In は SPECT で用いられる γ 線放出核種ですが、ジェネレータの親核種として代表的に用いられるものではありません。
4.誤り。
131I は甲状腺疾患の治療や診断に用いられる核種ですが、ジェネレータの親核種として用いる選択肢ではありません。
5.誤り。
201Tl は心筋血流シンチグラフィなどに用いられる核種ですが、ジェネレータの親核種ではありません。
覚えるポイント
- ジェネレータは、親核種から娘核種を得る装置です。
- 68Ge は 68Ga の親核種です。
- 68Ga は PET 用放射性医薬品の標識に用いられます。
- 親核種は娘核種より半減期が長いことが多いです。
- 代表的なジェネレータの親核種と娘核種の組合せを覚えます。