78AM41|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

基礎医学大要脳、神経

左右一対あるのはどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: 2・4

正答

2.視床
4.被殻

問題のポイント

脳の構造には、正中に1つあるものと、左右の大脳半球にそれぞれ1つずつあるものがあります。

本問では、「左右一対ある構造」を2つ選びます。

なぜ視床が正しいか

視床は間脳に含まれる構造で、左右の大脳半球に対応して左右一対存在します。

視床は、感覚情報の中継に重要な役割を持ちます。
嗅覚を除く多くの感覚情報は、視床を経由して大脳皮質へ伝えられます。

したがって、2.視床は左右一対ある構造です。

なぜ被殻が正しいか

被殻は、大脳基底核を構成する構造の1つです。

大脳基底核には、尾状核、被殻、淡蒼球などが含まれ、運動の調節に関わります。
被殻も左右の大脳半球にそれぞれ存在するため、左右一対あります。

したがって、4.被殻も正しいです。

他の選択肢との区別

1.延髄
誤りです。
延髄は脳幹の一部で、橋の下方、脊髄の上方に続く正中構造です。
左右一対の構造として数えるものではありません。

2.視床
正しいです。
間脳にある左右一対の構造です。

3.脳梁
誤りです。
脳梁は左右の大脳半球を連絡する白質線維束です。
正中にある1つの構造であり、左右一対ではありません。

4.被殻
正しいです。
大脳基底核の一部で、左右一対存在します。

5.下垂体
誤りです。
下垂体はトルコ鞍内にある内分泌器官で、正中に1つあります。
左右一対の構造ではありません。

覚えるポイント

左右一対かどうかは、脳画像の読影でも重要です。

左右一対:

  • 視床
  • 被殻
  • 尾状核
  • 淡蒼球
  • 海馬

正中に1つ:

  • 脳梁
  • 下垂体
  • 延髄
  • 橋
  • 中脳

本問では、左右一対ある構造は視床と被殻なので、正答は2と4です。

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