37AM32|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第37回午前・問17〜42
腎疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
腎疾患(ネフローゼ、糖尿病性腎症、慢性腎不全、腹膜透析)の病態を理解しているかが問われています。
解説
腹膜透析では透析液の高いグルコース濃度で浸透圧差を作り、余分な水分を除去します。
ネフローゼ症候群は高度たんぱく尿と低アルブミン血症が診断基準で、LDLは上昇します。
糖尿病性腎症の早期腎症期は微量アルブミン尿の段階です。慢性腎不全では高リン血症がみられます。
選択肢の確認
1.高血圧は、ネフローゼ症候群の診断基準に含まれる。
誤り。診断基準はたんぱく尿と低アルブミン血症で、高血圧は含みません。
2.ネフローゼ症候群では、血清LDL コレステロール値は低下する。
誤り。ネフローゼではLDLは上昇します。
3.糖尿病性腎症病期分類での早期腎症期は、顕性アルブミン尿陽性である。
誤り。早期腎症期は微量アルブミン尿の段階で、顕性は第3期です。
4.慢性腎不全では、低リン血症がみられる。
誤り。慢性腎不全では排泄低下により高リン血症がみられます。
5.腹膜透析液のグルコース濃度は、血中のグルコース濃度より高い。
最も適当である。浸透圧差を作るため透析液のグルコース濃度は高いです。
覚えるポイント
- 腹膜透析液はグルコース濃度が高い(浸透圧で除水)
- ネフローゼはたんぱく尿・低アルブミン・LDL上昇
- 糖尿病性腎症の早期は微量アルブミン尿、慢性腎不全は高リン血症