38PM104|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養教育論第38回午後・問98〜110
「食品は、家族で週末にまとめ買いをしているが、つい買い過ぎて無駄にしてしまう。」と悩んでいる人に対する、買い過ぎを防ぐための働きかけである。意思決定バランスの考え方を用いた支援として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
食品を買い過ぎてしまう人に対し、意思決定バランス(変わることの利益と負担を天秤にかける考え方)を用いた支援を選ぶ問題です。
解説
意思決定バランスは、行動を変えることのメリット(恩恵)とデメリット(負担)を対象者自身に考えてもらい、恩恵を意識させて動機づける技法です。買い過ぎを防ぐことが家族にどんなよい影響を与えるかを考えてもらうのは、行動変容の恩恵に気づかせる支援です。
選択肢の確認
1.子どもと家にある食品をチェックし、消費量と購入量のバランスを確認するように勧める。
適当でない。現状把握やセルフモニタリングに近く、意思決定バランスではありません。
2.家族全員が空腹でない時に、買い物へ行くことを勧める。
適当でない。買い過ぎのきっかけを避ける刺激統制です。
3.子どもの前で、週末の買い出しで買い過ぎないと宣言するように勧める。
適当でない。周囲に宣言する目標宣言(コミットメント)にあたります。
4.必要な分だけ購入して無駄を出さないことが、子どもにどのような影響を与えるか、考えてみるように勧める。
最も適当。行動を変えることの恩恵を考えてもらう意思決定バランスの支援です。
5.購入食品のリストを作り、買い物でどれくらいのお金を使っているか、記録してみることを勧める。
適当でない。記録するのはセルフモニタリングです。
覚えるポイント
- 意思決定バランス=変わることの恩恵と負担を天秤にかける。
- 恩恵に気づかせて動機づけるのがねらい。
- 記録=セルフモニタリング、環境を変える=刺激統制と区別する。