39AM37|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42
骨粗鬆症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
骨粗鬆症の性差、骨基質、診断基準、くる病との違い、続発性の原因を問う問題です。
解説
糖質コルチコイド(ステロイド)を長期に過剰摂取すると骨形成が抑えられ骨吸収が進み、続発性骨粗鬆症を起こします。
骨粗鬆症は閉経後の女性に多く、骨量が減少します(類骨は増えません)。
脆弱性骨折がない場合の原発性骨粗鬆症の診断基準は、骨密度が若年成人平均値(YAM)の70%以下、またはTスコアが−2.5以下です。
くる病はビタミンD不足などによる小児の骨石灰化障害で、骨粗鬆症とは別の疾患です。
選択肢の確認
1.男性に多い。
誤り。閉経後の女性に多い疾患です。
2.類骨が増加する。
誤り。骨粗鬆症では骨量が減少し、類骨増加はくる病・骨軟化症の特徴です。
3.脆弱性骨折がない時の診断基準は、骨密度が若年成人平均値(YAM)の60%未満である。
誤り。脆弱性骨折がない場合は、YAMの70%以下が基準です。60%未満ではありません。
4.小児に発症した骨粗鬆症をくる病という。
誤り。くる病はビタミンD不足などによる石灰化障害で別の疾患です。
5.糖質コルチコイド過剰により発症する。
最も適当。ステロイド過剰は続発性骨粗鬆症の原因です。
覚えるポイント
- 骨粗鬆症は閉経後女性に多い、骨量減少。
- 脆弱性骨折なしの診断基準はYAM70%以下(またはTスコア−2.5以下)。
- ステロイド過剰は続発性骨粗鬆症の原因、くる病は別疾患。