39AM76第39回 管理栄養士国家試験 過去問

基礎栄養学第39回午前・問68〜81

ビタミンD の栄養学的特徴と機能に関する記述である。 誤っているのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

ビタミンD2とD3の前駆体、およびビタミンDの活性化と作用を区別する問題です。誤っている記述を選びます。

解説

ビタミンDにはD2とD3があり、前駆体が異なります。ビタミンD2はエルゴステロールから、ビタミンD3は皮膚の7-デヒドロコレステロールから紫外線により生成します。正答肢で問われているD2を7-デヒドロコレステロール由来とする対応は逆です。
ビタミンDは肝臓と腎臓で2回水酸化されて活性型(1,25-ジヒドロキシビタミンD)になります。
活性型ビタミンDは核内受容体に結合し、カルシウム結合たんぱく質の合成を促してカルシウム吸収を高めます。

選択肢の確認

1.ビタミンD2 は、7─デヒドロコレステロールから合成される。
正答。記述としては誤り。ビタミンD2はエルゴステロール由来です。7-デヒドロコレステロールから作られるのはビタミンD3です。

2.ビタミンD は、水酸化されることにより活性型となる。
記述としては正しい。肝臓と腎臓で水酸化され活性型になります。

3.ビタミンD は、腎臓で活性型に至る。
記述としては正しい。最終的な活性化は腎臓で起こります。

4.活性型ビタミンD は、核内受容体と結合する。
記述としては正しい。活性型ビタミンDは核内受容体に結合します。

5.活性型ビタミンD は、カルシウム結合たんぱく質の合成を促進する。
記述としては正しい。カルシウム結合たんぱく質を増やし吸収を高めます。

覚えるポイント

  • ビタミンD3は7-デヒドロコレステロール、D2はエルゴステロール由来。
  • 活性化は肝臓(25位)→腎臓(1位)の二段階水酸化。
  • 活性型は核内受容体に結合しカルシウム吸収を促進。

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