40AM84|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第40回午前・問82〜97
日本人の食事摂取基準(2025 年版)におけるエネルギーに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
日本人の食事摂取基準(2025年版)のエネルギーの指標、とくに目標とするBMIの決め方とエネルギー消費量の算出法が問われています。
解説
成人ではエネルギーの摂取・消費のバランスの指標としてBMIが用いられます。
目標とするBMIの範囲は、疫学研究で総死亡率が最も低くなる範囲をもとに設定されています。
エネルギー消費量(推定エネルギー必要量)は、基礎代謝量に身体活動レベルを乗じて算出します。
高齢者では低栄養予防の観点から目標BMIの下限が引き上げられており、年齢区分で下限値が異なります。
選択肢の確認
1.目標とするBMI の範囲は、疫学研究の結果から総死亡率が低い範囲をもとに設定されている。
正しい。総死亡率が最も低い範囲を根拠に目標BMIが設定されています。
2.目標とするBMI の範囲は、男女で異なる。
誤り。目標とするBMIの範囲は男女共通で設定されています。
3.目標とするBMI の範囲の下限値は、全ての年齢区分で同じである。
誤り。高齢者では下限が引き上げられるなど、年齢区分で下限値が異なります。
4.エネルギー消費量は、安静時代謝量に身体活動レベル基準値を乗じて算出する。
誤り。基礎代謝量に身体活動レベルを乗じて算出します(安静時代謝量ではありません)。
5.3~5歳の身体活動レベル(カテゴリー)は、2区分である。
誤り。低年齢の小児の身体活動レベルは1区分(ふつう)で扱われます。
覚えるポイント
- 目標BMIは総死亡率が最も低い範囲から設定、男女共通。
- 高齢者は下限が高く、年齢区分で下限値が異なる。
- エネルギー消費量=基礎代謝量×身体活動レベル。