40AM86|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第40回午前・問82〜97
日本人の食事摂取基準(2025 年版)における乳児(0~5か月)のAI のうち、母乳中の濃度に哺乳量を乗じて算出された栄養素である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
乳児(0〜5か月)の目安量(AI)のうち、母乳中の濃度に哺乳量を乗じて算出「されていない」栄養素を選ぶ問題です(誤っているものを選ぶ)。
解説
乳児のAIは、原則として「母乳中の栄養素濃度×基準哺乳量(1日約0.78L)」で算出されます。
たんぱく質・葉酸・カルシウム・亜鉛などはこの方法で求められます。
しかしビタミンDは、母乳中の濃度が低く、これで算出するとくる病予防に不十分になります。
そのためビタミンDのAIは、母乳×哺乳量ではなく、くる病を防ぐ観点(日照による皮膚合成も考慮)から別に設定されています。
選択肢の確認
1.たんぱく質
記述としては正しい。母乳中濃度×哺乳量で算出されます。
2.ビタミンD
正答。記述としては誤り。ビタミンDは母乳中濃度×哺乳量ではなく、くる病予防の観点から別途設定されています。
3.葉酸
記述としては正しい。母乳中濃度×哺乳量で算出されます。
4.カルシウム
記述としては正しい。母乳中濃度×哺乳量で算出されます。
5.亜鉛
記述としては正しい。母乳中濃度×哺乳量で算出されます。
覚えるポイント
- 乳児のAIは原則「母乳中濃度×哺乳量(約0.78L/日)」で算出。
- ビタミンDは例外で、くる病予防の観点から別に設定される。
- 母乳中濃度が低い栄養素は算出方法が異なる点に注意。