40PM114|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第40回午後・問111〜136
GLIM 基準における表現型基準の指標として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
GLIM基準による低栄養診断のうち、「表現型基準」に含まれる指標を選ぶ問題です。
解説
GLIM基準は、低栄養を世界共通の基準で診断するための枠組みで、スクリーニングの後、表現型基準と病因基準の各1項目以上を満たす場合に低栄養と診断します。
・表現型基準(からだに現れる所見):意図しない体重減少、低BMI、筋肉量減少
・病因基準(低栄養の原因):食事摂取量減少または消化吸収能の低下、疾患による負荷・炎症
「表現型=からだの見た目・計測の変化」「病因=なぜ低栄養になったかの原因」と整理すると覚えやすいです。
選択肢の確認
1.体重増加
誤り。表現型基準に含まれるのは意図しない「体重減少」です。体重増加は低栄養の指標ではありません。
2.低BMI
正しい。低BMIは、体重減少、筋肉量減少とともに表現型基準の3指標の一つです。
3.握力低下
誤り。表現型基準に含まれるのは筋肉「量」の減少です。握力は筋力(機能)の指標であり、GLIM基準の表現型基準には含まれません(サルコペニアの評価指標です)。
4.食事摂取量減少
誤り。食事摂取量減少・消化吸収能低下は、低栄養の原因を示す病因基準に含まれます。
5.炎症
誤り。疾患による負荷・炎症は病因基準に含まれます。
覚えるポイント
- 表現型基準:体重減少・低BMI・筋肉量減少(からだに現れる3つ)
- 病因基準:食事摂取量減少(消化吸収能低下)・疾患負荷や炎症(原因の2つ)
- 表現型1つ以上+病因1つ以上で低栄養と診断。握力は含まれない点に注意