113AM047第113回 看護師国家試験 過去問

A さん(47 歳、男性、会社員)は、尿管結石に ureterolithiasis よる疝痛発作で入院した。入院翌 日、自然に排石され、2痛は消失したものの、結石が残存している。入院前は、ほ ぼ毎日、飲酒を伴う外食をしていた。 A さんへの退院指導で適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

尿路結石の再発予防において、最も効果的で基本的な生活習慣は水分摂取です。尿を希釈することで結石の形成を抑制し、尿中の結晶濃度を下げることが重要です。特に、排石後の生活指導では水分補給の徹底が再発リスクの低下に直結します。

解説

尿路結石の再発は5年間で約40〜50%の頻度で起こり得ます。その中で、水分摂取量は再発予防の鍵となります。1日2リットル程度の水分摂取は、尿量を適切に保つことで尿中の結石成分を希釈し、結晶の形成を防ぐ効果があります。特に発汗や運動がある状況では、より多めに水分を補うことが推奨されます。一方、飲酒は脱水を引き起こし、尿を濃縮することで結石リスクを高めます。また、シュウ酸を多く含む食品の摂取は結石形成を促進するため、避けられます。安静を維持することは排石の妨げとなり、むしろ適度な運動は尿管の蠕動を促し、排石を助けます。

選択肢の確認

1.「シュウ酸を多く含む食品を摂取しましょう」:シュウ酸は結石形成を促進するため、摂取を避けるべきです。
2.「1日2L 程度の水分を摂取しましょう」:尿の希釈により結石形成を防ぐため、適切な指導です。
3.「排石までは安静にしましょう」:適度な運動は排石を助けるため、安静は推奨されません。
4.「飲酒量に制限はありません」:飲酒は脱水を引き起こし、結石リスクを高めるため、指導が必要です。

覚えるポイント

「水分は結石の敵」という言葉をもとに、1日2Lの水分補給を意識し、飲酒やシュウ酸を含む食品の摂取を控えることが、再発予防の中心です。

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