44PM19|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
マルウェアでないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、マルウェアとセキュリティ対策機能の違いが問われています。
マルウェアとは、コンピュータやネットワークに害を与える目的で作られた悪意あるソフトウェアの総称です。
ランサムウェア、トロイの木馬、ウイルス、ワームはいずれもマルウェアです。
一方、ファイアウォールは不正な通信を防ぐためのセキュリティ対策であり、マルウェアではありません。
解説
マルウェアは、malicious software、つまり悪意あるソフトウェアを意味します。
代表的なマルウェアには、次のようなものがあります。
ウイルスは、他のファイルやプログラムに感染し、実行されることで増殖したり被害を与えたりします。
ワームは、自己増殖しながらネットワークを介して広がるマルウェアです。感染拡大が速いことがあります。
トロイの木馬は、一見すると有用なソフトウェアや正常なファイルに見せかけて侵入し、内部で不正な動作を行います。
ランサムウェアは、データを暗号化するなどして使用できなくし、復旧と引き換えに金銭を要求するマルウェアです。
一方、ファイアウォールは、ネットワーク通信を監視し、許可された通信だけを通すための仕組みです。外部からの不正アクセスを防ぐ目的で使われるため、マルウェアではなく防御側の機能です。
医療情報での注意点
医療機関では、電子カルテ、検査装置、医療機器ネットワークなどが情報システムと接続されています。マルウェア感染は診療停止や個人情報漏えいにつながるため、ファイアウォール、ウイルス対策、バックアップ、アクセス制御が重要です。
ひっかけポイント
ファイアウォールはソフトウェアとして動作する場合もありますが、悪意あるソフトウェアではありません。目的が「攻撃」か「防御」かで見分けます。
選択肢の確認
1.ファイアウォール
正答。マルウェアではありません。
ファイアウォールは、ネットワーク通信を制御し、不正アクセスや不要な通信を遮断するためのセキュリティ対策です。悪意あるソフトウェアではありません。
2.ランサムウェア
該当します。
ランサムウェアは、データを暗号化するなどして使用できなくし、復旧のために身代金を要求するマルウェアです。医療機関でも大きな被害につながることがあります。
3.トロイの木馬
該当します。
トロイの木馬は、有用なソフトウェアに見せかけて侵入し、内部で不正な動作を行うマルウェアです。利用者に気づかれにくい点が危険です。
4.ウイルス
該当します。
ウイルスは、他のファイルやプログラムに感染して広がるマルウェアです。感染したプログラムの実行をきっかけに動作することがあります。
5.ワーム
該当します。
ワームは、自己増殖しながらネットワークを介して広がるマルウェアです。利用者がファイルを実行しなくても拡散する場合があり、感染拡大に注意が必要です。
この問題では、マルウェアでないものを選ぶため、1が正答です。
覚えるポイント
- マルウェアは悪意あるソフトウェアの総称です。
- ランサムウェア、トロイの木馬、ウイルス、ワームはマルウェアです。
- ファイアウォールは不正通信を防ぐ防御側の仕組みです。
- 医療情報システムでは、マルウェア対策とネットワーク防御が重要です。
- 「攻撃するもの」か「防御するもの」かで判断すると整理しやすいです。