45AM31|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
小電力医用テレメータで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、小電力医用テレメータ の基本構成と電波利用の特徴が問われています。
小電力医用テレメータは、心電図などの生体信号を送信機で取得し、無線でセントラルモニタなどへ送るシステムです。
解説
小電力医用テレメータでは、患者に装着した送信機が心電図などの生体信号を受け取ります。
生体信号はもともとアナログ信号です。無線伝送やデジタル処理を行うため、送信機内で AD変換 が行われます。
AD変換とは、アナログ信号をデジタル信号に変換することです。
小電力医用テレメータでは、送信機、受信アンテナ、受信機、セントラルモニタ、チャネル管理などが安全管理上重要です。混信や受信不良が起こると、心電図波形やアラーム監視に影響するため、臨床工学技士にとって重要な管理対象です。
送信周波数、送信出力、変調方式、占有周波数帯域は規格や機種に関係するため、代表的な特徴を押さえておく必要があります。
ME機器管理での注意点
医用テレメータでは、送信機のチャネル設定、電池残量、電極装着、アンテナ配置、混信、受信不良を確認します。
無線機器なので、装置本体だけでなく電波環境の管理も重要です。
選択肢の確認
1.送信周波数は 600 MHz ~ 800 MHz である。
誤り。
小電力医用テレメータの周波数帯として、600 MHz ~ 800 MHz は適切ではありません。医用テレメータは専用に割り当てられた周波数帯を用いるため、周波数帯の混同に注意します。
2.生体信号の AD 変換は送信機内で行われる。
正しい。
心電図などの生体信号はアナログ信号として得られます。これを送信機内でAD変換し、無線伝送に適した信号として送ります。
3.振幅偏移変調方式である。
誤り。
小電力医用テレメータは、単純な振幅偏移変調方式として扱うものではありません。医用テレメータでは、安定した伝送や混信対策が重要であり、変調方式の混同に注意します。
4.E 型送信機出力は 100 mW 以下と規定されている。
誤り。
小電力医用テレメータは、患者に装着して使用する小電力の無線送信機です。E型送信機出力を 100 mW 以下とする記述は適切ではありません。
5.A 型送信機の 1 チャネルの占有周波数帯域の幅は E 型と同じである。
誤り。
送信機の型によって占有周波数帯域の幅は異なります。A型とE型を同じとする記述は不適切です。
覚えるポイント
- 小電力医用テレメータは心電図などを無線伝送する。
- 生体信号は送信機内で AD変換 される。
- 医用テレメータでは チャネル管理 が重要。
- 混信、受信不良、電池切れ、電極外れに注意する。
- 送信周波数、送信出力、占有周波数帯域は型や規格に関係する。