45AM55|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
医療ガスボンベの使用時の取り扱いで不適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、医療ガスボンベの安全な取り扱いが問われています。
医療ガスボンベは高圧ガス容器です。転倒、急激な圧力変化、加温、誤接続、火気や油脂との接触に注意します。
解説
医療ガスボンベのバルブは、ゆっくり開けることが基本です。素早く開けると、圧力調整器内で急激な圧力上昇が起こり、断熱圧縮による発熱や発火の危険があります。
特に酸素ボンベでは、酸素自体は燃えませんが、燃焼を強く助けます。油脂や可燃物があると、火災の危険が高くなります。
安全な取り扱いでは、次の点が重要です。
- ボンベを転倒しないように固定する。
- 周囲温度を高くしない。
- 専用の圧力調整器を使用する。
- 火気や引火性物質から離す。
- バルブはゆっくり操作する。
- 油脂を付着させない。
安全管理上のポイント
医療ガスボンベでは「高圧」「転倒」「酸素による燃焼促進」「誤接続」を必ず意識します。
選択肢の確認
1.バルブは素早く開閉する。
正答。取り扱いとして不適切です。
ボンベのバルブはゆっくり開ける必要があります。素早く開けると急激な圧力上昇により発熱し、発火や機器破損の危険があります。
2.転倒しないように固定する。
取り扱いとして適切です。
医療ガスボンベは高圧容器であり、転倒するとバルブ破損や容器の飛散事故につながる危険があります。スタンドやチェーンなどで固定して使用します。
3.周囲温度は 40℃以下に保つ。
取り扱いとして適切です。
高温環境ではボンベ内圧が上昇し、危険が増します。直射日光や暖房器具の近くを避け、周囲温度を40℃以下に保つことが重要です。
4.専用の圧力調整器を使用する。
取り扱いとして適切です。
医療ガスごとに専用の圧力調整器を使用します。誤った圧力調整器を使用すると、誤接続、漏れ、圧力異常の原因になります。
5.引火性の物から 2 m より離す。
取り扱いとして適切です。
酸素は燃焼を助けるため、引火性の物や火気から十分に離して使用します。火災予防の観点から、可燃物との距離を確保することが大切です。
覚えるポイント
- 医療ガスボンベは高圧ガス容器である。
- バルブはゆっくり開ける。
- ボンベは転倒防止のため固定する。
- 周囲温度は40℃以下に保つ。
- 専用の圧力調整器を使用し、火気や引火性物質から離す。