45PM54|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図のような刻印のある黒色の高圧ガス容器(ガスボンベ)について正しいのはどれか。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、医療用高圧ガス容器の色と刻印の意味を読み取ります。
図の拡大部には、次の刻印が示されています。
- V 3.4
- W 10
- TP 24.5M
- FP 14.7M
それぞれの意味を整理すると、次のようになります。
- V:容器の内容積。単位は L。
- W:容器の質量。単位は kg。
- TP:耐圧試験圧力。単位は MPa。
- FP:最高充填圧力。単位は MPa。
したがって、V 3.4 は「容器の内容積が 3.4 L」であることを示します。
解説
高圧ガス容器には、容器の管理や安全確認に必要な情報が刻印されています。
医療現場では、ガス名だけでなく、容器の内容積、圧力、使用期限、残量などを確認することが重要です。
図のボンベは黒色であり、医療用酸素ボンベとして扱われる外観です。
二酸化炭素ボンベではありません。
刻印の読み方で特に重要なのは、V、W、TP、FPです。
V 3.4は、容器内容積が 3.4 L であることを示します。
これは、容器の中に水を満たしたときの容積に相当する値です。
W 10は、容器の質量が約10 kgであることを示します。
Wを width の略と考えて「幅」と読まないように注意します。
TP 24.5Mは、耐圧試験圧力が 24.5 MPa であることを示します。
TPは test pressure と考えると覚えやすいです。
FP 14.7Mは、最高充填圧力が 14.7 MPa であることを示します。
FPは filling pressure と考えると覚えやすいです。
ひっかけポイント
TP と FP を入れ替えて読まないことが重要です。
TP = 耐圧試験圧力、FP = 最高充填圧力です。
また、W は幅ではなく、容器の質量を表します。
安全管理上のポイント
医療ガス容器では、ガス種、残圧、容器色、刻印、使用期限、固定状態、バルブ損傷の有無を確認します。
高圧ガス容器は転倒や誤接続が重大事故につながるため、保管・運搬時の固定も重要です。
選択肢の確認
1.二酸化炭素のガスボンベである。
誤り。
図の容器は黒色であり、医療用酸素ボンベとして扱われる外観です。二酸化炭素のガスボンベではありません。医療ガスでは、容器の色や表示でガス種を確認することが重要です。
2.容器の内容積は 3.4 L である。
正しい。
図の刻印に「V 3.4」とあります。V は容器の内容積を示し、単位は L です。したがって、容器の内容積は 3.4 L であり、この記述は正しいです。
3.容器の幅は 10 cm である。
誤り。
図の刻印に「W 10」とありますが、W は width の幅ではなく、容器の質量を示します。したがって、「容器の幅は 10 cm」と読むのは誤りです。
4.最高充填圧力は 24.5 MPa である。
誤り。
図の刻印では「TP 24.5M」と示されています。TP は耐圧試験圧力を表します。最高充填圧力を示すのは FP であり、図では「FP 14.7M」となっています。
5.耐圧試験圧力は 14.7 MPa である。
誤り。
図の刻印では「FP 14.7M」と示されています。FP は最高充填圧力を表します。耐圧試験圧力を示すのは TP であり、図では「TP 24.5M」となっています。
覚えるポイント
- 高圧ガス容器のVは、容器の内容積を示す。
- V 3.4は、内容積 3.4 L を意味する。
- Wは、容器の幅ではなく質量を示す。
- TPは、耐圧試験圧力を示す。
- FPは、最高充填圧力を示す。
- 図では、TP 24.5M、FP 14.7M なので、耐圧試験圧力は 24.5 MPa、最高充填圧力は 14.7 MPa である。
- 医療ガス容器では、ガス種、容器色、刻印、残圧、固定状態を確認する。
