46PM40|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
ECMOの構成要素でないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、ECMOの基本構成要素が問われています。
ECMOは、血液を体外へ取り出し、ポンプで駆動し、膜型人工肺でガス交換を行って体内へ戻す補助循環・呼吸補助装置です。
解説
ECMOは、Extracorporeal Membrane Oxygenation の略で、日本語では体外式膜型人工肺と呼ばれます。
代表的な構成要素は次の通りです。
- 脱血カニューレ
- 遠心ポンプ
- 膜型人工肺
- 送血カニューレ
- 流量計
- 圧モニタ、気泡検出器、温度管理機構など
ECMOは閉鎖回路として運用されることが基本です。そのため、人工心肺回路で使われるような貯血槽は、ECMOの通常の構成要素ではありません。
貯血槽があると血液と空気が接触しやすくなり、凝固や炎症反応、感染、空気混入などのリスクが増えます。ECMOでは長時間使用するため、閉鎖性を保つことが重要です。
ME機器管理での注意点
ECMOでは、流量、回路圧、人工肺のガス交換、抗凝固、血栓、気泡、カニューレ位置を総合的に確認します。貯血槽を持つ人工心肺回路との違いも重要です。
選択肢の確認
1.遠心ポンプ
該当します。
遠心ポンプは、ECMO回路内で血液を駆動するために用いられます。長時間の補助循環で一般的に使用されるポンプです。
2.流量計
該当します。
流量計は、ECMO回路の血流量を確認するために必要です。十分な補助が行えているかを管理するうえで重要な構成要素です。
3.膜型人工肺
該当します。
膜型人工肺は、血液中の二酸化炭素を除去し、酸素を付加するための装置です。ECMOの中心的な構成要素です。
4.脱血カニューレ
該当します。
脱血カニューレは、患者から血液を体外回路へ取り出すために使用します。ECMO回路の入口にあたる重要な構成要素です。
5.貯血槽
正答。構成要素ではありません。
貯血槽は、通常のECMOの基本構成要素ではありません。ECMOは閉鎖回路として運用されるため、人工心肺のように血液を貯めるリザーバを基本的には持ちません。
覚えるポイント
- ECMOは体外式膜型人工肺です。
- 主な構成要素は、脱血カニューレ、遠心ポンプ、膜型人工肺、送血カニューレ、流量計です。
- ECMOは基本的に閉鎖回路です。
- 貯血槽はECMOの通常の構成要素ではありません。
- ECMO管理では、流量、圧、酸素化、抗凝固、血栓、気泡を確認します。