46PM41|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識操作・運用生体電位・モニタ/心電図・誘導・点検
心電図の誘導法で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、心電図の誘導法で、どの電極を正電極・負電極・基準電位として扱うかが問われています。
第2種MEでは、心電計の安全管理や波形確認にも関係するため、標準肢誘導、増高単極肢誘導、胸部誘導を整理して覚えることが重要です。
解説
心電図誘導では、体表面の電位差を記録します。
代表的な肢誘導は次のように整理します。
- 第Ⅰ誘導:右手が負電極、左手が正電極
- 第Ⅱ誘導:右手が負電極、左足が正電極
- 第Ⅲ誘導:左手が負電極、左足が正電極
- aVR誘導:右手が正電極
- aVL誘導:左手が正電極
- aVF誘導:左足が正電極
増高単極肢誘導では、見たい電極を正電極とし、ほかの2つの肢電極の平均電位を基準電位にします。
aVF誘導は左足を正電極とし、右手と左手の電位の中点を基準電位とします。したがって、選択肢2が正しいです。
ひっかけポイント
右足電極は主に接地・雑音低減の目的で使われ、胸部誘導の基準電位ではありません。胸部誘導の基準は、右手・左手・左足の平均電位であるWilson中心端子です。
選択肢の確認
1.胸部誘導は右足を基準電位とする。
誤り。
胸部誘導は、胸部電極を探索電極とし、右手・左手・左足の平均電位であるWilson中心端子を基準電位として扱います。右足は主に接地や雑音低減に関係します。
2.aVF誘導は右手と左手の電位の中点を基準電位とする。
正しい。
aVF誘導では左足が正電極です。基準電位は右手と左手の平均電位なので、この記述は正しいです。
3.aVL誘導は左手を負電極とする。
誤り。
aVL誘導では左手が正電極です。基準電位は右手と左足の平均電位になります。
4.第Ⅰ誘導は右手を正電極、左手を負電極とする。
誤り。
第Ⅰ誘導は右手が負電極、左手が正電極です。左右を逆にしないように注意します。
5.第Ⅱ誘導は左手を負電極、左足を正電極とする。
誤り。
第Ⅱ誘導は右手が負電極、左足が正電極です。左手が負電極で左足が正電極なのは第Ⅲ誘導の組合せです。
覚えるポイント
- 第Ⅰ誘導は 右手負、左手正 です。
- 第Ⅱ誘導は 右手負、左足正 です。
- 第Ⅲ誘導は 左手負、左足正 です。
- aVF誘導は左足を正電極とし、右手と左手の平均を基準電位にします。
- 胸部誘導の基準は右足ではなく、Wilson中心端子です。