46PM48|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
血液透析装置が監視できないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、血液透析装置が運転中に監視できる項目と、装置単独では監視できない項目の区別が問われています。
血液透析装置は、気泡、漏血、圧力、透析液の電気伝導度などを監視できます。一方、透析液中の生菌数は装置がリアルタイムに直接監視する項目ではありません。
解説
血液透析では、患者の血液を体外循環させ、ダイアライザを介して透析液と物質交換を行います。
安全に治療するため、血液透析装置にはさまざまな監視機能があります。
代表的な監視項目は次の通りです。
- 静脈側の気泡混入
- 漏血検知
- 動脈圧、静脈圧、透析液圧などの回路内圧力
- 透析液の電気伝導度
- 透析液温度
- 除水量や流量
一方、生菌数は透析液や透析用水の清浄度管理に関係しますが、通常は定期的な水質検査、培養検査、エンドトキシン測定などで確認します。透析装置が治療中に直接リアルタイム監視する項目ではありません。
ME機器管理での注意点
血液透析装置のアラームで監視できるものと、水質検査で確認するものを分けて覚えます。生菌数やエンドトキシンは水質管理として定期的に確認します。
選択肢の確認
1.気泡混入
監視できます。
静脈側回路には気泡検出器があり、空気が患者へ送られることを防ぎます。気泡を検出するとアラームや血液ポンプ停止などが働きます。
2.生菌数
正答。監視できません。
生菌数は透析液や透析用水の清浄度を評価する項目です。培養検査などで確認するものであり、血液透析装置が運転中にリアルタイムで直接監視する項目ではありません。
3.漏血
監視できます。
ダイアライザ膜の破損などで血液が透析液側へ漏れると、漏血検知器で検出します。漏血は患者安全に関わる重要な監視項目です。
4.回路内圧力
監視できます。
透析装置は動脈圧、静脈圧、透析液圧などを監視します。回路の閉塞、脱血不良、針の異常、ダイアライザの異常などの発見に役立ちます。
5.電気伝導度
監視できます。
透析液の電気伝導度は、透析液濃度の指標です。濃度異常は患者の電解質異常につながるため、装置で監視されます。
覚えるポイント
- 血液透析装置は気泡、漏血、圧力、電気伝導度を監視します。
- 生菌数は装置のリアルタイム監視項目ではありません。
- 生菌数やエンドトキシンは透析液・透析用水の水質管理で確認します。
- 透析装置のアラーム項目と、水質検査項目を区別します。