27AM036|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
男声の特徴を女声と比べた場合、誤っているのはどれか。
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この問題は公式の採点上、採点対象外です。
正答
採点除外
この問題のポイント
この問題は公式に採点除外であり、特定の選択肢を唯一の正答として扱わない。男女差には解剖・生理学的な平均傾向がある一方、音圧や声門開放率は発声条件・個人差の影響が大きく、設問文だけでは一義的に「誤り」を確定しにくい。
解説
成人男性では声帯が長く質量が大きいため基本周波数が低く、調波間隔も基本周波数に等しいので狭くなる。声道が長いためフォルマント周波数も全体に低い傾向がある。ただし音圧は性別そのものではなく発声努力、距離、課題条件に左右される。OQは一周期中に声門が開いている割合で、声質、声区、強さ、測定法によって変化し、単純な男女二分だけで断定しにくい。こうした曖昧さを踏まえ公式に採点対象外とされた。
選択肢の確認
1.「基本周波数が低い」:一般的傾向として妥当。男性の声帯は長く重く、振動周期が長い。
2.「音圧が大きい」:条件依存である。平均差が報告されても発声課題や測定距離を指定しなければ一定しない。
3.「第1フォルマント周波数が低い」:一般的傾向として妥当。男性は声道が長く共鳴周波数が低い傾向にある。
4.「調波成分の間隔が狭い」:一般的傾向として妥当。調波間隔は基本周波数に一致する。
5.「声門開放率OQが小さい」:声質・声区・音圧などに左右され、条件なしに男女差を断定できない。
覚えるポイント
採点除外問題では無理に一肢へ決めない。F0と調波間隔、声道長とフォルマントの関係は比較的安定だが、音圧とOQには測定条件を確認する。