Y2018M10Q18|2018年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置構造規格において、工業用等のエックス線装置に取り付ける照射筒又はしぼりについて、次の文中の[ ]内に入れる A からC の語句又は数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「工業用等のエックス線装置に取り付ける照射筒又はしぼりは、照射筒壁又はしぼりを透過したエックス線の空気カーマ率が、エックス線管の焦点から [ A ] の距離において、波高値による定格管電圧が200kV 未満のエックス線装置では、 [ B ] mGy/h 以下、波高値による定格管電圧が200kV 以上のエックス線装置では、 [ C ] mGy/h 以下になるものでなければならない。」 A B C
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
管電圧200 kV以上の漏えい上限は4.3 mGy/hです。漏えい線の評価距離はX線管焦点から1 mです。
解説
Aは「1m」です。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。
Bは「2.6」です。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。
Cは「4.3」です。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。
選択肢の確認
1.5cm 77 115
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「5cm」は「1m」へ直す必要があります。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。B欄の「77」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「115」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。
2.5cm 155 232
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「5cm」は「1m」へ直す必要があります。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。B欄の「155」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「232」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。
3.1m 1.3 2.1
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「1.3」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「2.1」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。一方、A欄の「1m」は正しいです。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。
4.1m 2.6 4.3
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=1m、B=2.6、C=4.3です。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。
5.1m 6.5 10
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「6.5」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「10」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。一方、A欄の「1m」は正しいです。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。
覚えるポイント
管電圧200 kV未満の漏えい上限は2.6 mGy/hです。構造規格は用途、定格管電圧、コンデンサ式か否かで安全条件を分けます。特定X線装置の表示事項は型式、定格出力、製造者名、製造年月です。