Y2019M10Q362019年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の生体に与える影響に関する知識放射線感受性

次のA からC の人体の組織・器官について、放射線感受性の高いものから順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。 A 毛のう B 小腸粘膜 C 甲状腺

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

盛んに更新する小腸粘膜、増殖性の毛母細胞を含む毛のう、分化度が高い成人甲状腺の順に放射線感受性が低下します。対象の名前と更新性を一対一で対応させます。

解説

正しい順位は B(小腸粘膜) → A(毛のう) → C(甲状腺) です。分裂・未分化の程度を比較し、提示された順序そのものが一致するかを見ます。
B:順位中の位置は正しい。小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。
A:順位中の位置は正しい。毛母細胞は増殖性が高く、小腸粘膜には及ばないものの、分化した甲状腺や腎組織より高感受性です。
C:順位中の位置は正しい。成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。

選択肢の確認

1.A, B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がA(正しくはB)、2番目がB(正しくはA)です。Aは毛母細胞は増殖性が高く、小腸粘膜には及ばないものの、分化した甲状腺や腎組織より高感受性です。 Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。

2.A,C, B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がA(正しくはB)、2番目がC(正しくはA)、3番目がB(正しくはC)です。Aは毛母細胞は増殖性が高く、小腸粘膜には及ばないものの、分化した甲状腺や腎組織より高感受性です。 Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。

3.B, A, C
○ 判定:正答(記述は正しい)。順位はB→A→Cです。Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Aは毛母細胞は増殖性が高く、小腸粘膜には及ばないものの、分化した甲状腺や腎組織より高感受性です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。

4.B, C,A
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。2番目がC(正しくはA)、3番目がA(正しくはC)です。Aは毛母細胞は増殖性が高く、小腸粘膜には及ばないものの、分化した甲状腺や腎組織より高感受性です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。

5.C,A, B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がC(正しくはB)、3番目がB(正しくはC)です。Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。

覚えるポイント

高感受性の小腸で障害を受ける主体は絨毛先端ではなく腺窩の幹・増殖細胞です。毛のうは中間、甲状腺は更新が遅い側と位置付けます。

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