Y2022M04Q1|2022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
軌道電子の準位遷移で生じるのは特性X線です。X線は光子からなる電磁波で電荷を持たず、荷電粒子の流れではありません。
解説
X線光子は無電荷・静止質量0で、磁界で曲がらず、二次電子を介する間接電離放射線です。E=hν=hc/λより、エネルギーが高いほど波長は短くなります。
X線は光子からなる電磁波で電荷を持たず、荷電粒子の流れではありません。
選択肢の確認
1.エックス線は、エックス線管の陰極と陽極の間に高電圧をかけて発生させる高エネルギーの荷電粒子の流れである。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 X線は光子からなる電磁波で電荷を持たず、荷電粒子の流れではありません。
2.制動エックス線は、原子のエネルギー準位の遷移に伴って発生する。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 軌道電子の準位遷移で生じるのは特性X線です。制動X線は高速電子が原子核近傍で減速・偏向されるときに発生します。
3.エックス線は、直接電離放射線である。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 X線は二次電子を介して物質を電離する間接電離放射線です。
4.連続エックス線は、高エネルギー電子が原子核近傍の強い電場を通過するとき急に減速され、運動エネルギーの一部を電磁波の形で放出するものである。
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 連続X線は高速電子が原子核近傍の電場で減速・偏向される制動放射で生じます。
5.エックス線管の管電圧を高くすると、特性エックス線の波長は短くなるが、その強さは変わらない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 特性X線の波長は元素固有の殻間エネルギー差で決まり、励起後に管電圧を上げても線の位置は変わりません。
覚えるポイント
制動X線は高速電子が原子核近傍で減速・偏向されるときに発生します。X線は二次電子を介して物質を電離する間接電離放射線です。連続X線は高速電子が原子核近傍の電場で減速・偏向される制動放射で生じます。