Y2022M04Q12|2022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置を取り扱う放射線業務従事者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量の測定に関する次の文中の[ ]内に入れるA からC の語句の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が [ A ] であり、次に多い部位が [ B ] である作業を行う場合、男性又は妊娠する可能性がないと診断された女性の放射線業務従事者については頭・頸部及び胸部に、女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。)については [ C ] に、放射線測定器を装着させて線量の測定を行わなければならない。」 A B C
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
妊娠可能な女性で頭・頸部が最大なら、基本の腹部と頭・頸部の両方で測定します。手指が局所被ばくの最大部位なら、手指にも追加測定器を装着します。
解説
Aは「頭・頸部」です。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。
Bは「手指」です。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。
Cは「頭・頸部及び腹部」です。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。
選択肢の確認
1.手指 頭・頸部 胸部及び腹部
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「手指」は「頭・頸部」へ直す必要があります。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。B欄の「頭・頸部」は「手指」へ直す必要があります。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。C欄の「胸部及び腹部」は「頭・頸部及び腹部」へ直す必要があります。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。この列は誤りです。
2.胸部 頭・頸部 胸部及び腹部
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「胸部」は「頭・頸部」へ直す必要があります。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。B欄の「頭・頸部」は「手指」へ直す必要があります。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。C欄の「胸部及び腹部」は「頭・頸部及び腹部」へ直す必要があります。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。この列は誤りです。
3.胸部 頭・頸部 胸部、頭・頸部及び腹部
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「胸部」は「頭・頸部」へ直す必要があります。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。B欄の「頭・頸部」は「手指」へ直す必要があります。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。C欄の「胸部、頭・頸部及び腹部」は「頭・頸部及び腹部」へ直す必要があります。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。この列は誤りです。
4.頭・頸部 手指 頭・頸部及び腹部
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=頭・頸部、B=手指、C=頭・頸部及び腹部です。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。
5.頭・頸部 手指 頭・頸部、腹部及び手指
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 C欄の「頭・頸部、腹部及び手指」は「頭・頸部及び腹部」へ直す必要があります。妊娠可能な女性は基本の腹部に加え、最大の頭・頸部にも装着するためCは頭・頸部及び腹部です。この列は誤りです。一方、A欄の「頭・頸部」は正しいです。体幹三分区で最も高い部位が頭・頸部なのでAは頭・頸部です。B欄の「手指」は正しいです。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。
覚えるポイント
体幹三分区で最大被ばく部位が頭・頸部なら、その部位に追加測定器を装着します。個人線量計の基本部位は男性等が胸部、妊娠可能な女性が腹部です。基本部位以外の体幹区分が最大なら当該区分を加え、手指が最大なら手指も加えます。四肢の局所被ばくでは手指が最も高い区分として追加測定の対象になるため、Bに入る部位名は手指です。