Y2022M10Q16|2022年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置を用いて放射線業務を行う作業場の管理区域に該当する部分の作業環境測定に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
個々の作業環境測定結果について、測定の都度監督署長へ報告する規定はありません。通常は1 cm線量当量率又は1 cm線量当量を測定し、70 µm量が1 cm量の10倍を超えるおそれがある場所では70 µm量も測ります。
解説
管理区域の作業環境測定は原則1か月以内ごとです。6か月以内ごとの例外は、X線装置を固定し、使用方法及び遮蔽物の位置が一定している場合等に限られ、被照射体の位置だけが一定では足りません。通常は1 cm線量当量率又は1 cm線量当量を測り、70 µm量が1 cm量の10倍を超えるおそれがある場合に70 µm量へ切り替えます。実施者の資格は法定記録事項でなく、個別の測定結果報告も不要、保存は5年間です。
選択肢の確認
1.測定は、1cm 線量当量率又は1cm 線量当量について行うものとするが、70µm 線量当量率が1cm 線量当量率の10 倍を超えるおそれがある場所又は70µm 線量当量が1cm 線量当量の10 倍を超えるおそれのある場所においては、それぞれ70µm 線量当量率又は70µm 線量当量について行うものとする。
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 通常は1 cm線量当量率又は1 cm線量当量を測定し、70 µm量が1 cm量の10倍を超えるおそれがある場所では70 µm量も測ります。
2.測定を行ったときは、測定日時、測定方法及び測定結果のほか、測定を実施した者の氏名及びその有する資格について、記録しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 作業環境測定記録には実施者の氏名を残しますが、保有資格は法定記録事項に列挙されていません。氏名に資格まで付加した点が不適切です。
3.測定を行ったときは、遅滞なく、電離放射線作業環境測定結果報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 個々の作業環境測定結果について、測定の都度監督署長へ報告する規定はありません。記録を5年間保存します。
4.測定結果等の記録は、30 年間保存しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 作業環境測定の日時・箇所・方法・結果・措置概要等は5年間保存します。30年間は個人線量等の別記録と混同した期間です。
5.測定は、1 か月以内(被照射体の位置が一定しているときは6 か月以内)ごとに1 回、定期に、行わなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 6か月周期の例外には、X線装置の固定に加えて使用方法及び遮蔽物の位置が一定であることが必要です。被照射体の位置だけが一定でも原則1か月周期です。
覚えるポイント
30年間は個人線量等の別記録と混同した期間です。被照射体の位置だけが一定でも原則1か月周期です。